研究大会

バレーボール学会 第8回大会

20030331

 2003年3月23日明治学院大学白金キャンパスで行われた第8回研究大会・総会の様子をまとめてみました。当日は総合司会の亀ヶ谷純一氏の進行で,午前の部に一般研究発表(10演題)を行った。午後の部はまず総会が開かれ,引き続いてコミュニケーション・アゴラ(3題),そしてシンポジウム「日本バレーボール再建へのシナリオ」をテーマに熱心に議論された。

シンポジウム

日本バレーボール再建へのシナリオ

日本と世界のバレーボールおよびそのコーチングの差異について
-ネクスト・ジェネレイション「前人未踏の地へ勇気を出して進もう」-

堺ブレイザーズ監督:ゴードン・メイフォース氏

日本バレーボール再建へのマスメディアの貢献および提案等について
(株)フジテレビジョンスポーツ局スポーツ部制作担当部長:川口 哲生氏

バレーボールの強化・普及に関する組織・システム等について
(財)日本バレーボール協会専務理事:砂田 孝士氏

研究発表

1.バレーボール選手のジャンパー膝に関する実態調査
 河合優実・宮永豊・白木仁
2.大学トップチームのトスの滞空時間
 伊藤雅充,根本 研,山田雄太、河部誠一、黒川貞生
3. 大学女子バレーボール競技における高強度運動の出現頻度
 黒川 貞生,源氏 諭史,法月 聡,矢島 忠明,亀ヶ谷 純一,根本 研,伊藤 雅充
4. 大学男子バレーボール競技における高強度運動の出現頻度
 柴 義章,法月 聡,矢島忠明、亀ヶ谷純一、根本 研,伊藤雅充、黒川貞生
5. ブロック動作時間計測システムの開発
 山田雄太,根本 研、伊藤雅充,黒川貞生、河部誠一
6. ボールの回転方向の検出における反応時間
 矢野 博,三星宗雄
7. 床上および砂上跳躍動作のキネマティクス的分析
 根本 研,伊藤雅充、黒川貞生
8. サーブレシーブのビジュアルトレーニング効果
 石垣尚男、増山光洋
9. 企業及び地域クラブのマネジメントに関する研究 -経営タイプとビジョンに着目して-
 松田裕雄,都澤凡夫,中西康巳
10. メタ分析を用いたバレーボール優秀選手の心理的特徴-他種目競技者との比較-
 加戸隆司,遠藤俊郎、田中博史,渡辺英児

コミュニケーション・アゴラ

1. 精神障害者バレーボール競技の今後の普及と方向性について~ルールの制定や地域実践の取り組みから~
 田所 淳子、一柳 信幸
2. バレーボールの競技者育成システムについて
 伊藤 雅充
3. バレーボール文献データ・ベースについて
 黒川 貞生

2002年度総会

シンポジウム、コミュニケーション・アゴラ、研究発表等の詳細は、機関誌第5巻を参照ください

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2003年03月31日 18:18:10