平成12年11月12日(日),2000年度第 2 回研究集会が,愛知産業大学にて開催された。
バレーボール学会の研究集会としては,昨年のマクガウン氏の運動学習理論に引き続いての,オンザコートを交えた研究集会で,スポーツビジョンの概要から,パフォーマンスを発揮する中での位置づけ,トレーニング方法,バレーボールの練習の中での取り組みと,現場での指導に有意義な内容であった。
「バレーボールとスポーツビジョン」
石垣 尚男氏(愛知工業大学)
講演
【スポーツビジョンがどのようにパフォーマンスに関わるか】
【眼を護る】
【「見る機能」を高める】
【基本技術の考え方】
【ビジュアルトレーニングの構成】
①認知トレーニング
②体力(敏捷性)のトレーニング
③バレーボールの練習の中で認知特性とリンクした技術練習
【トレーニング効果はあるのか?】
オンザコートクリニック
【指出し対人パス】
【ダブルボール円陣パス】
【チャンスボール】
【三択サーブレシーブ】
オンザコートクリニックでは,上記以外にも「おっかけレシーブ」「ブロックステップ」「フェイントかスパイク」「ブロックの隙間(すきま)スパイク」「4 対 4 ワンプレーゲーム」「6 対 6 ダブルボールパスゲーム」など,数多くのドリルが紹介された。
講演・オンコートレクチャーの詳細は、機関誌第3巻を参照ください。