考えて強くなるバレーボールのトレーニング-スカウティング理論に基づくスキル&ドリル-
- 大修館書店
- 価格 :(本体)2,200円+(税)
- 著者名 :吉田清司・渡辺啓太(全日本女子バレーボールチーム アナリスト)/著
- 発売日 :2016年7月1日
- 【内容】
- データを分析して練習に活かし、試合に勝つ。
- >練習では、どんなことを意識していますか?
- >試合に勝つために何が必要なのかを考えてトレーニングしていますか?
- 本書ではトップチームでのアナリスト経験豊かな著者が初心者にも活用できるバレーボールのスカウティングの原理・原則と理論に基づく、練習方法を解説。情報を活用し、考えて強くなろう。
- 【主要目次】
- 第1章 ゲームに勝つための戦術と戦略
- (戦術と戦略/バレーボールの戦術の立て方)
- 第2章 スカウティングを知る
- (スカウティングの目的と重要性/スカウティングの流れ/スカウティングの種類/準備するもの・道具)
- 第3章 スカウティングを実践する
- (収集する/分析する/伝達する)
- 第4章 情報を活かした練習プログラム
- (データの活かし方/基本のドリル/負荷をかけたドリル/試合を想定したドリル)
- 付録 データチェックシートの使い方
- (サーブの分析シート/レセプションの分析シート/セッティングの分析シート/アタックの分析シート/ゲーム勝敗因の分析シート)
- 【著者プロフィール】
- ■吉田清司(よしだ せいじ)
- 筑波大学体育研究科修士課程修了。1988年ソウル五輪全日本女子バレーボールチームコーチ、1997年オーストラリア男子バレーボールチームコーチ、2008年北京五輪全日本男子バレーボールチームアナリストを務め、2008年FC東京バレーボールチーム監督、2009年東アジア競技大会全日本男子バレーボールチーム監督を歴任。
- 現在、専修大学スポーツ研究所教授、日本バレーボール学会理事、日本コーチング学会理事として教育・研究に研鑽を積むとともに、FC東京バレーボールチーム副部長・総監督、さらには日本バレーボール協会科学研究委員会委員長、日本オリンピック委員会情報・戦略スタッフを務め、研究と選手育成の架け橋として多方面に活躍している。
- ■渡辺啓太(わたなべ けいた)
- バレーボールアナリスト。
- 筑波大学人間総合科学研究科修士課程修了。専修大学在学中からアナリストとして活動し、柳本晶一氏に請われ日本初のナショナルチーム専属アナリストに抜擢。2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪で全日本女
- 子バレーボールチームアナリストとして帯同し、ロンドン五輪では日本バレーボール界28年ぶりの五輪メダル獲得に尽力。2010年にはイタリアトップリーグへアナリスト留学し、各国のアナリストと交流をもち、日々、世界トップの情報を入手し、バレーボールにおけるデータとテクノロジーの有効活用のために研鑽を積んでいる。
- 現在、日本バレーボール協会全日本シニア女子チーム情報戦略担当チーフアナリスト、女子強化委員会主事、科学研究委員会副主事とともに、日本オリンピック委員会情報・戦略スタッフを務める傍ら、専修大学ネットワーク情報学部客員教授としてスポーツを情報技術で支える学生を育成している。さらには、一般社団法人日本スポーツアナリスト協会を立ち上げ、代表理事としてスポーツアナリストの職能の研鑽、職域の拡大を図り、アナリストの地位向上に努めている。
- B5変型判並製/160頁
- ISBN978-4-469-26788-4 C3075