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日本バレーボール学会第4回大会 大会報告

 1999年3月21日(日)、早稲田大学にて、第4回研究大会・総会が開催された。約120名の参加者があり、前回を上回る熱気に満ちた話し合いが行われた。
 山本章雄氏(大阪府立女子大学)の司会でシンポジウムが進められ、大変活発に議論された。特に昨年行われた世界選手権に関しては、日本男女チームがおかれている厳しい現状を踏まえながら、如何に日本のバレーボールを再建していけばよいかについて話し合われた。

シンポジウム

「’98バレーボール世界選手権を語る」

1.「世界から見た日本のバレーボール」
 前田 健氏(日本文化出版)
2.「スポーツマネージメントの立場から見たバレーボール世界選手権」
 小島和行氏(世界選手権大会事務局長)
3.「選手の立場から見た世界のバレーボール」
 加藤陽一氏(全日本男子チーム)

研究発表

1.バレーボールの試合時における指導者の非言語行動に関する一考察
 三井 勇・遠藤 俊郎・龍山 賢治
2.運動学習理論から見たバレーボール練習法に関する一考察
 龍山 賢治・遠藤 俊郎・三井 勇
3.高等学校バレーボールヘのリベロ制導入の有効性について
 山田 吾朗
4.第13回世界女子バレーボール選手権大会決勝トーナメント試合のローテーション・フエイズに基づくゲーム分析
 島津 大宣・泉川 喬一・山本 外憲・田中 博明・明石 正和・田原 武彦・坂井 充・原田 智
5.スパイク動作における体幹の捻りと肩関節の水平外転・内転運動
 吉田 清司

コミュニケーション・アゴラ

「バレーボールに関する情報収集と情報交換-インターネットの活用-」
 後藤浩史
「本当にこのままでバレーボールはよいのだろうか」
 藤生栄一郎
「バレーボールの練習方法の工夫」
 遠藤 俊郎

シンポジウム、コミュニケーション・アゴラ、研究発表等の詳細は、機関誌第1巻を参照ください。