研究大会

バレーボール学会 第6回大会

20010401

 2001年 3 月18日(日)にバレーボール学会第 6 回総会・研究大会が早稲田大学体育局にて開催された。当日は,約90名の参加者で,前回を上回る活発な話し合いが行われた。
 午前10時より今大会の総合司会を河合先生が担当して,研究大会・総会が進められた。まず,本学会の会長である杤掘先生より「21世紀のバレーボールの在り方を考える」という今回のテーマに対し,活発な意見交換を望むという開会の挨拶ではじめられた。

シンポジウム

「21世紀のバレーボールの在り方を考える」
森岡裕策氏(文部科学省スポーツ・青少年局競技スポーツ課)
小田勝美氏(㈱ブレイザーズスポーツクラブ)
柴田真樹氏(朝日新聞東京本社運動部)

研究発表

1.バレーボール大会の観戦者行動に関する研究(2)~観戦者の中範囲セグメントを探して~
 清川健一(筑波大学)
2.バレーボールのレシーブ時における「見るところ」の変容
 後藤浩史(愛知産業大学),石垣尚男(愛知工業大学),川岸与志男(岐阜大学),吉田 正(愛知教育大学),氏原 隆(中京女子大学)
3.バレーボールにおけるサーブの準備行動に関する研究
 田中博史(順天堂大学),遠藤俊郎(山梨大学),高橋宏文(東京学芸大学),加戸隆司(山梨大学)
4.世界のバレーボールの練習法
 加戸隆司(山梨大学),遠藤俊郎(山梨大学),田中博史(順天堂大学),高橋宏文(東京学芸大学)
5.国際女子バレーボール試合のラインアップ分析に関する研究~ ’00オリンピック最終予選、日本対イタリア戦の分析~
 島津大宣(日本女子大学),泉川喬一(神奈川工科大学),山本外憲(杏林大学),田原武彦(奈良大学),坂井 充(九州女子短期大学),明石正和(城西大学),原田 智(立正大学)
6.バレーボールのスパイクジャンプにおける筋・腱複合体動員様相
 瀧聞久俊(早稲田大学),鈴木陽一(早稲田大学高等学院),河野貴美子(都立晴海総合高校)、矢島忠明(早稲田大学)
7.Toe-up Volleyball Shoesがジャンプパフォーマンスに及ぼす効果
 黒川 貞生(東京大学大学院生命環境科学系)

コミュニケーション・アゴラ

1. 「バレーボールの戦略」~夙川学院短期大学公開セミナーより~
 藤島 みち(夙川学院短期大学)
2. ケガは「ストップ」の時に起きる~Volleymechanicsからみたケガの成因について~
 橋本 吉登(藤沢湘南台病院 整形外科)
3. ジャンプ運動における筋・腱複合体の動態
 黒川 貞生(東京大学大学院生命環境科学系)

2000年度総会報告

シンポジウム、コミュニケーション・アゴラ、研究発表等の詳細は、機関誌第3巻を参照ください

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2001年04月01日 18:16:27